花粉症で歯が痛くなる?花粉症と歯の痛みの関係を解説

      2025/03/20

宇都宮市(雀宮、上三川町)のこうだい歯科で花粉症で歯が痛くなる場合についての解説

こんにちは。宇都宮市(雀宮、上三川町)のこうだい歯科です。

春先や秋などの季節の変わり目になると、多くの方が悩まされるのが花粉症です。
くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状が出ることで、季節の変化を感じているという方もいるかと思います。
そして花粉症は、こういった代表的な症状のほかに、「歯の痛み」を引き起こすこともあるのをご存知でしょうか?
今回は、花粉症と歯の痛みの関係について解説します。

 

花粉症とは

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花粉症は、特定の植物の花粉が原因で引き起こされるアレルギー反応の一種です。
春にはスギやヒノキ、秋にはブタクサやヨモギなどの花粉が原因で、多くの方がくしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみといった症状に悩まされます。また、喉のかゆみやイガイガ感、さらには湿疹が症状として現れることもあります。
治療法としては、抗ヒスタミン薬やステロイド点鼻薬を使用して症状を緩和する方法が一般的です。

また近年では、アレルゲン免疫療法という治療法も出てきています。
これは数年間にわたり特定のアレルゲンを少しずつ体に慣れさせることで、アレルギー反応を軽減させる手法です。

 

花粉症で歯が痛くなる原因

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くしゃみや鼻づまり、目のかゆみといった代表的な症状のほか、歯の痛みが花粉症の時期に出ることもあります。
その原因として挙げられるのが、副鼻腔炎です。
副鼻腔は鼻の左右にそれぞれ4つ、合計8つある空洞のことであり、花粉症が悪化すると、この副鼻腔が炎症を起こし、副鼻腔炎を引き起こします。

歯の痛みを感じることが多いのは、上顎洞という上あごの奥のほうに位置する副鼻腔が炎症を起こした際です。
この上顎洞は上の奥歯のすぐ上に位置しているため、上顎洞が炎症すると奥歯の周りの神経が圧迫され、痛みを感じることがあるのです。
また、上顎洞の痛みが上の奥歯の痛みと錯覚されることもあります。
鼻や歯の感覚は関連しているため、上顎洞に問題が生じると、それがまるで虫歯が原因の痛みのように感じられてしまうのです。

 

副鼻腔炎とは

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副鼻腔炎は、副鼻腔が細菌やウイルス、アレルギー反応により炎症を起こした状態です。
風邪が長引くことで発症することが多いですが、アレルギー性鼻炎が原因となることもあります。
主な症状と挙げられるのは、鼻づまり、鼻水、顔の圧迫感、頭痛、嗅覚の低下などです。

副鼻腔炎は急性と慢性に分けられ、急性の場合は症状が比較的短期間で現れ、炎症を抑えるためのステロイド点鼻薬や抗生物質による治療で緩和が見込めます。
場合によっては、鼻水を出しやすくするための去痰薬も処方されます。
一方で慢性副鼻腔炎は、症状が長引き、自然に緩和しにくいという特徴があります。
急性副鼻腔炎と同様にまずは抗生物質や点鼻薬での治療が行われるのが基本ですが、それでも改善しない場合には内視鏡手術などが検討されることもあります。

 

副鼻腔炎による歯の痛みの特徴

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副鼻腔炎によって生じる歯の痛みにはいくつかの特徴があります。まず、痛みが現れるのは上の奥歯であることがほとんどです。
前述したように、副鼻腔が炎症を起こすことで上顎洞に近い上の奥歯が圧迫されるため、特にこの部分に痛みを感じることが一般的です。
また、安静にしているときでもズキズキとした痛みが続くことがあります。
これは、副鼻腔の炎症が持続的に圧力をかけているためです。
急に症状が収まることは少なく、慢性的に痛みを感じることが多いのが特徴です。

そのほか、炎症によって歯周囲の圧力が変化するために歯が浮いた感覚が生じる場合もあります。
加えて、歯痛と同時に頭痛が発生することも少なくありません。
副鼻腔は眼窩に近いため、目の奥に圧迫感を覚えることもあります。
歯の痛み以外にこのような症状がある場合には、副鼻腔炎の可能性を疑ってみるといいでしょう。

 

虫歯の痛みとの違い

副鼻腔炎による歯の痛みには、虫歯の痛みとは異なる点があります。
例えば、虫歯の場合は冷たいものや甘いもので歯がしみることが多いですが、副鼻腔炎による歯の痛みでは、こうした刺激でのしみる感覚は基本的に見られません。
これは、副鼻腔炎による痛みが歯の神経から発生するものでなく、副鼻腔からの圧力によるものであるためです。

 

副鼻腔炎による歯の痛みが出やすい状況

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副鼻腔炎による歯の痛みが生じやすいのは、上の奥歯に詰め物やかぶせ物がある場合です。
これらの補綴物があると、歯にかかる圧力やバランスが変化しやすく、副鼻腔からの圧力が引き金となって痛みを感じやすくなります。
さらに、虫歯や歯周病で歯根に膿がたまっている場合も副鼻腔炎が引き金となって痛みを引き起こすことがあります。
このような場合は、副鼻腔炎が痛みを誘発しているものの、直接的な原因は歯自体にもあるため早期の治療が必要になります。

 

花粉症で虫歯や歯周病が悪化しやすい理由

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副鼻腔炎による痛みのほか、花粉症には虫歯や歯周病の発症・悪化リスクもあります。
それは、花粉症によって鼻づまりや鼻水の症状が出ていることで、口呼吸が増える傾向があるからです。
口呼吸になると、口腔内が乾燥しやすくなり、唾液の自浄作用が低下します。それにより、口の中の汚れが洗い流されにくくなり、食べかすや歯垢が口内に蓄積されやすくなってしまいます。
また、唾液には抗菌作用があり、通常は口腔内の細菌の繁殖を抑える役割を果たしていますが、口呼吸により唾液の量が減るとこの機能が働きづらくなり、虫歯や歯周病の原因となる菌が増えやすくなります。
このように、口呼吸が増えることで唾液の作用をうまく得られなくなることが、花粉症の時期に虫歯や歯周病が発症・悪化しやすい理由です。

 

まとめ

花粉症によって副鼻腔炎が起こると、歯の痛みが出ることがあります。
この痛みは、副鼻腔による圧迫感が上の奥歯に影響を及ぼしているものであり、歯自体には問題がないこともあります。
しかし、中には歯や歯ぐきなどにトラブルがあるために、痛みが強く出ている場合もあります。
歯根に膿がたまっている、詰め物が影響しているといった歯科的な要因も考えられるため、花粉症の治療を耳鼻咽喉科や内科で行っているにもかかわらず歯痛が改善しない場合は、歯科医院での診察も受けることをご検討ください。

 



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