子どもの歯にツノがある?中心結節の治療法を解説

      2025/02/20

宇都宮市(雀宮、上三川町)のこうだい歯科で中心結節について

こんにちは。宇都宮市(雀宮、上三川町)のこうだい歯科です。

「子どもの歯にツノのようなものができている」
「子どもの歯の中心部分がとがっている」

そのような状態に気付いた場合、それは中心結節の可能性があります。
歯の形態異常である「中心結節」について、その特徴や治療法を解説します。

 

中心結節とは

宇都宮市(雀宮、上三川町)のこうだい歯科で中心結節について

中心結節は、歯の形態異常の一つです。
円錐状あるいは短い棒状の形をしており、下あごの第二小臼歯(前から5番目の歯)にできる割合が多いことが知られています。
中心結節は、一見すると大きな問題はないように感じるかもしれません。
しかし、かみ合わせや歯の機能に影響を及ぼすリスクがあり、激しい痛みや神経の壊死を引き起こす可能性があります。
また、歯磨きがしづらくなる原因となることもあり、歯が磨きにくくなることで汚れが溜まりやすく、虫歯を引き起こす要因ともなります。

 

中心結節の原因

中心結節の原因は、はっきりとしていないのが現状です。
考えられる原因としては、胚発生の段階での発育異常があります。
この段階で歯の基礎が作られるため、発育中に何らかの異常が生じると、歯の形にも影響が出ると考えられています。
また、妊娠中の母体の健康状態や栄養状況、薬剤摂取などの環境因子が影響していると考えられることもあります。
しかし、これらの要因はまだ仮説の域を出ておらず、予防策を構築することはできていません。
発生原因がわからないため、現状では発見後の対応が重要になっています。

 

中心結節が現れやすい歯

宇都宮市(雀宮、上三川町)のこうだい歯科で中心結節について

中心結節が現れやすい歯は、永久歯の第一小臼歯と第二小臼歯です。
これらの歯は前歯から数えて4番目と5番目の位置にあり、食べ物をすりつぶすという重要な機能を担っています。
そのため、これらの歯に異常があると、特に咀嚼効率に影響を及ぼします。また、上顎と下顎のどちらにも中心結節が現れる可能性がありますが、特に下顎の小臼歯はリスクが高いとされています。
下顎の歯はかみ合わせの中でも重要な役割を持ち、力が集まりやすい部分です。
そのため、小さな突起があるだけで、かみ合わせ全体に大きな影響を与える可能性があります。

中心結節は、乳歯に見られることはほとんどありません。
そのため、永久歯への生え変わり時によく観察しておくことが重要です。
この時期に歯科検診を受けておくことで、中心結節の有無を早期に発見し、迅速な対応を取ることができます。

 

中心結節を放置することのリスク

破損
かみ合わせ面に中心結節があることで、食事などの際に中心結節に力が加わり、破損してしまう可能性があります。
特に、硬い食べ物をかんだ際には、突起部が損傷しやすく、注意が必要です。

神経の壊死
中心結節の内部には神経が通っており、突起が欠けたり折れたりすることで、神経が露出してしまうことがあります。
神経が露出すると、細菌感染により炎症を起こすリスク、さらには神経が壊死するリスクがあります。

かみ合わせの悪化
突起によってかみ合わせのバランスが崩れ、全体的なかみ合わせの崩れにつながる可能性があります。
このようなかみ合わせ不良は、長期的に見ると顎関節に過度のストレスをかけ、慢性的な痛みを引き起こすことがあります。
また、顎関節症などの疾患につながる可能性もあります。

虫歯
突起の存在により、歯磨きがしづらくなったり意図的に避けてしまったりし、歯垢や食べ物の残留物が溜まりやすくなります。
また、よくかめないことでも、突起物の周りに汚れが残りやすくなります。
その結果、虫歯のリスクが高まるというリスクがあります。

 

中心結節の治療法

宇都宮市(雀宮、上三川町)のこうだい歯科で中心結節について

補強
中心結節の治療法として、突起を取り囲むようにレジンという硬質のプラスチック素材で覆い、補強する方法があります。
この方法は、突起を保護し、かむ力から歯を守るために行われます
。レジンは保険診療で使われる素材であり、白いため見た目が自然に仕上がります。

削る
また、中心結節を少しずつ削るという手法がとられる場合もあります。
この治療法の重要なポイントは、神経にダメージを与えないよう、数ヶ月おきに少しずつ調整していくことです。
レントゲン撮影を行うなどして詳細に確認をしながら、神経にダメージを与えないよう処置を進めていきます。

 

中心結節以外の異常結節

カラベリ結節
カラベリ結節は、上顎の第一大臼歯に現れることが多い小さな突起です。
カラベリ結節自体は、機能的な問題を引き起こすことはあまりありませんが、歯の清掃が難しくなることがあり、虫歯のリスクが高くなるという問題があります。
そのため、定期的に歯科医院で歯の状態を確認したり、形状を整えるといった処置を受けたりするのがいいでしょう。

臼旁結節
臼旁結節(きゅうぼうけっせつ)は、主に下顎の第一大臼歯の外側の部分に現れます。
基本的には大きな問題とはなりませんが、歯磨きが不十分な場合、結節の周囲に歯垢が溜まりやすくなるため、注意が必要です。
治療法は、ほかの結節と同様にレジンで形を整えたり、少しずつ削っていったりといった方法がとられます。

切歯結節
切歯結節は、上あごの切歯(前歯)に現れる小さな隆起です。
この突起は、特に上顎中央切歯に見られることが多くあります。
重篤なケースでは発音に影響を与えることもありますが、ほとんどの場合、問題は大きくありません。
ほかの治療法と同様に、形を整える処置や削る処置がとられます。

犬歯結節
犬歯結節は、上顎や下顎の犬歯に形成される小さな突起です。
犬歯は通常、長く尖った形状をしており、かみ合わせの役割を担っているため、ここに異常が生じると歯全体のバランスが崩れることがあり、それによりほかの歯にも影響を与えることがあります。
そのようにほかの歯や口腔内でのトラブルになる可能性がある場合には、ほかの結節と同様に周りを補強したり少しずつ削っていったりすることで治療を行います。

 

まとめ

宇都宮市(雀宮、上三川町)のこうだい歯科で中心結節について

中心結節は表面的には小さな異常に見えますが、そのリスクは小さくありません。
適した治療が施されない場合、かみ合わせの悪化や神経の壊死、それによる抜歯などにつながる可能性もあります。
そのため、特にお子さんが乳歯から永久歯に生え変わる時期には、注意深く口内環境を観察するようにしましょう。
また、歯科検診で異常がないかを確認してもらうことも大切です。

 



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