冷たいものがしみるのは虫歯?知覚過敏との見分け方と治療法を解説

      2026/07/20

宇都宮(雀宮)の歯医者、こうだい歯科で、冷たいものがしみるのは虫歯?知覚過敏との見分け方と治療法を解説

こんにちは。宇都宮市(雀宮、上三川町)のこうだい歯科です。

冷たい飲み物や食べ物で歯がしみる原因として、多くの方が真っ先に思い浮かべるのは虫歯ではないでしょうか。
しかし、実は知覚過敏の可能性もあります。
虫歯と知覚過敏は症状が似ているものの、原因や治療法は異なります。
今回は、歯がしみる症状について、虫歯と知覚過敏の違い、それぞれの見分け方、治療法について解説します。

 

虫歯とは

宇都宮(雀宮)の歯医者、こうだい歯科で、冷たいものがしみるのは虫歯?知覚過敏との見分け方と治療法を解説

虫歯は、口腔内の細菌が作り出す酸によって歯が溶かされていく病気です。
私たちの口の中には常に多くの細菌が存在しており、ミュータンス菌などの虫歯菌は、食べ物に含まれる糖分を栄養源として酸を産生します。
この酸が歯の表面を覆うエナメル質を溶かし、やがて内部の象牙質にまで達することで虫歯が進行していきます。

エナメル質にのみ虫歯ができている初期段階では、痛みを感じることはほとんどありません。
しかし、虫歯が進行して象牙質に達すると、冷たいものや甘いものがしみるようになります。
さらに進行して歯髄と呼ばれる神経のある部分に到達すると、激しい痛みが生じます。

 

虫歯でしみる理由

虫歯によって歯がしみるのは、虫歯の穴を通じて外部からの刺激が神経に伝わるためです。
健康な歯は、硬いエナメル質がその下の象牙質を保護しています。
しかし、虫歯によってエナメル質に穴が開くと、その下にある象牙質が露出します。
虫歯が深くなればなるほど、神経との距離が近くなり、刺激に対する反応も強くなります。

また、さらに虫歯が深くなり細菌が神経にまで到達すると、外部からの刺激がなくてもズキズキと激しく痛む自発痛が生じるようになります。
これは神経そのものが強い炎症を起こし、内部の圧力が高まることで起こる反応です。

 

知覚過敏とは

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知覚過敏は、歯の表面の状態が変化したことで、虫歯や歯の神経の病気がないにもかかわらず、冷たいものや歯ブラシの刺激で歯がしみる状態です。
健康な状態では、歯の表面はエナメル質で覆われており、歯の根元部分は歯ぐきに守られています。
しかし、さまざまな原因によってこれらの保護層が失われると、内部の象牙質が露出し、刺激に対して敏感になり、痛みを感じるようになります。

 

知覚過敏を引き起こす原因

知覚過敏の原因の一つは、誤ったブラッシングです。
歯磨き時の力を入れすぎや硬すぎる歯ブラシの使用は、エナメル質の摩耗や、歯ぐきの後退につながります。
また、歯肉退縮も知覚過敏の原因です。
加齢や歯周病などによって歯ぐきが下がると、歯根部分が露出し痛みを感じるようになります。

そのほか、歯ぎしりや食いしばりも知覚過敏を引き起こす要因です。
過度な力が歯にかかると、エナメル質に微細なひびが入ったり、歯の根元部分が欠けたりして、象牙質が露出することがあります。
また、酸性の飲食物を頻繁に摂取することで、エナメル質が溶かされて薄くなり、知覚過敏が生じることもあります。

 

虫歯と知覚過敏の見分け方

痛みの性質の違い

宇都宮市の歯医者、こうだい歯科

知覚過敏の痛みは、刺激があるときにだけ感じます。
冷たいものを口に含んだときなどに鋭い痛みが走りますが、刺激がなくなると痛みも消えます。
一方、虫歯の痛みは、初期段階では知覚過敏と似た一過性の痛みですが、進行すると刺激がなくなった後も続くようになります。
何もしていないのに痛む場合は、虫歯がかなり進行している可能性があります。

 

視覚的な違い

虫歯がある場合、歯の表面に黒や茶色の変色が見られたり、窪みや欠けが確認できたりします。
知覚過敏の場合、歯の表面に虫歯のような変色や穴は見られません。

 

時間経過による違い

知覚過敏は、知覚過敏用の歯磨き粉を使うなど、セルフケアで改善することがあります。
一方、虫歯は自然に治ることは基本的にはありません。
最初は冷たいものがしみる程度だったのが、次第に甘いものでも痛むようになり、やがて何もしなくても痛むようになるといった経過をたどります。
症状が徐々に悪化している場合は、虫歯の可能性が高いと考えられます。

 

虫歯の治療法

初期虫歯の治療

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ごく初期の虫歯で、まだ穴が開いていない段階であれば、フッ素塗布や日々のオーラルケアによって、歯の再石灰化を促進し、虫歯の進行を止めたり、元の状態に戻したりすることを目指します。
定期的な経過観察を行いながら、虫歯が進行しないかチェックしていきます。

 

中程度の虫歯の治療

虫歯によって穴が開いていてもまだその大きさが小さい場合には、虫歯の部分だけを削り取り、コンポジットレジンという歯科用のプラスチック材料で埋めます。
虫歯が象牙質まで達している場合は、虫歯の部分を削り取り、詰め物やかぶせ物で歯の機能を補います。

 

進行した虫歯の治療

虫歯が神経に達した場合は、根管治療が必要です。
これは、感染した神経を取り除き、根の中を清掃・消毒してから薬剤を詰める治療です。
根管治療後は、かぶせ物で歯を保護します。

虫歯が非常に進行して、歯の大部分が失われている場合は、残念ながら抜歯が必要になることもあります。
抜歯後は、ブリッジや入れ歯、インプラントなどの方法で失った歯の機能を補います。
虫歯が進行する前に必要に応じた治療を受けることが、歯を守るためにはとても大切です。

 

知覚過敏の治療法

知覚過敏用歯磨き粉の使用

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軽度の知覚過敏であれば、知覚過敏用の歯磨き粉の使用で改善することがあります。
これらの歯磨き粉には、硝酸カリウムや乳酸アルミニウムなどの成分が含まれており、象牙細管を封鎖したり、神経の興奮を抑えたりする働きがあります。

 

歯科医院での処置

歯科医院では、フッ素や知覚過敏抑制剤を露出した象牙質に塗ることで、象牙細管を封鎖し、刺激が神経に伝わりにくくする処置を行います。
症状が強い場合や薬剤塗布だけでは改善しない場合には、コーティング剤で象牙質の表面を覆う場合もあります。

 

生活習慣の改善

知覚過敏の治療では、原因となっている生活習慣を見直すことも重要です。
適度な力加減で歯磨きをするようにしたり、やわらかめの歯ブラシに変更したりすることで、歯へのダメージを抑えます。
また、炭酸飲料や柑橘類、酢を使った料理などは、エナメル質を溶かす原因となります。
これらを摂取した後は、水で口をすすぐ習慣をつけましょう。

 

歯ぎしり・食いしばりへの対応

宇都宮市の歯医者、こうだい歯科

歯ぎしりや食いしばりが知覚過敏の原因となっている場合は、マウスピースの使用が検討されます。
就寝時にマウスピースを装着することで、歯にかかる過度な力を分散させ、エナメル質の損傷を防ぎます。

 

まとめ

冷たいものがしみるという症状は、虫歯と知覚過敏のどちらでも起こり得ます。
見分けるポイントは、痛みの持続時間、痛みを感じる刺激の種類、歯の表面の状態、症状の時間的な変化などです。
ただし、自己判断するのではなく、症状が続く場合は歯科医院を受診することが大切です。

 



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